メリーランド州の海藻の種類と特徴

世界の海や湾には7,000種以上の海藻が生息しており、その多くはメリーランド州の海岸でも見られます。新大陸が開拓された当時、入植者は主に沿岸に生える海藻を食料として利用していました。現在では、栄養価や医療効果が注目され、メリーランド沿岸で海藻の養殖が盛んに行われています。メリーランドで見られる海藻は、ケルプ、ブルーケルプ、茶藻、赤藻、レタス藻、アイリッシュモスの6つに大別できます。

ケルプ

巨大ケルプは多年生で、胞子から成長し、平均7年ほど成長し続けます。太平洋岸に多く分布しますが、メリーランド沿岸でも見られます。国立海洋保護区によると、ケルプ林は透明度の高い水深90フィート(約27メートル)までの場所に形成されます。光の透過が高い岩礁帯を好み、冷たい水を好みます。根の代わりに「ホールドファスト」と呼ばれる固着器で岩に付着し、気嚢で葉が水面近くに浮かび、光合成効率を高めます。

ブルーケルプ

ブルーケルプは一年生で、成長期間は1シーズンです。1日約10インチ(約25センチ)成長し、成熟した茎は30〜60フィート(約9〜18メートル)に達します。ウニやカニ、巻貝などの無脊椎動物の住処を提供し、沿岸生態系に重要な役割を果たします。医療用栄養補助食品やフェイスマスクなどの商業製品に利用されるほか、海中では金色に光り、岸に流れ着くと茶色に乾燥します。

赤藻

世界には5,000〜6,000種の赤藻があり、その一部はメリーランド沿岸に生息しています。清浄で流れのある塩水を好み、常に水が動いている場所に分布します。化石記録はカンブリア紀まで遡り、赤藻の堆積は海中の石灰岩リーフ形成に寄与しています。

茶藻

茶藻は潮間帯や浅い潜水帯に多く見られ、冷水を好みます。メリーランド沿岸でも豊富に生育しています。葉緑素と他の色素が相互作用し、緑色の下地に金色から茶色の色合いを呈します。化粧品や医薬品の原料としても利用されます。

レタス藻

レタス藻は長い葉状ではなく、シート状に広がります。葉の端が巻いており、レタスに似ていることから名付けられました。水中では鮮やかな緑色や赤色を示し、乾燥すると黒または白になります。岩にホールドファストで付着し、水深75フィート(約23メートル)までの潮間帯や湿地で成長します。栄養汚染に強く、繁茂すると水質汚染の指標植物とみなされます。

アイリッシュモス

名前が示す通り、主にアイルランドやウェールズの海岸で採取されますが、メリーランド沿岸でも見られます。赤藻類に属し、柔らかく軟骨質で、黄色から濃紫までの色合いがあります。沸騰させるとジェル状になるため、ゼラチンデザートやアイスクリームの増粘剤として利用されます。

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