キューバの民俗療法とは?

ハーブ療法

キューバの民俗療法では、オレガノやコリウス・アンボイニクス(カリウス)などのハーブが咳などの症状に使われ、現在科学者が研究しています。例として、バジルの一種であるオシム・サンクトゥムは糖尿病の改善に、モリンデ・シトリフォリア(ノンニ)やハイビスカス・サバディーファ(ジャマイカ)はがんや免疫系疾患の治療に役立つとされています。

熱したチリペッパーを浸して作る湿布は喉の痛みや喉頭炎に、赤唐辛子をサラダに入れたり、チリと蜂蜜を混ぜた錠剤は痔の改善に用いられます。

レイタ(Reyita)

黒人ヒーラー、マリア・デ・ロス・レイ・カスティーヨ・ブエノ(1902‑1997)は「レイタ」の名で知られ、独自の治療法で有名でした。例として、受精を防ぐために膣に蜂蜜を入れ、精子を粘着させて死滅させる方法や、妊娠を促すために炭木、黒糖、水を混ぜて45日間日光に晒した液を空腹時に飲むというレシピがあります。

月経トラブルやにきび予防には、センナの葉と黒糖を瓶に入れ水で45日間日光に当て、毎朝少量を飲むとされています。また、蜂蜜を一匙毎朝摂取し、さつまいも藤で沸かした水で顔を洗うと肌が滑らかになると伝えられています。

キューバの水療法

2005年7月28日付ハバナ・ジャーナルの「キューバの民俗療法」記事によれば、キューバでは水が治癒の手段として用いられています。公的な無料医療があるにもかかわらず、多くの人が信仰と水の力を信じて、現代医療よりも水を選びます。農村の女性、アントニカ・イスキエルドは、髄膜炎の息子を川で洗い、3杯の水を飲ませたところ回復し、英雄となりました。

この水療法は科学的根拠もあり、世界的に著名な医師フェレイドゥーン・バトマンヘリジ博士は、水の摂取が病気の予防・治療に重要であることを多数の論文で示しています。著書『Your Body's Many Cries for Water』では「病気ではなく渇きが原因だ。渇きを薬で治すな」と述べています。

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