ベイビーンの利用と歴史

概要

ベイビーンは、カナバリア属の植物から得られるエンドウ豆に似た豆です。豆はさやに付いて成長し、収穫後に乾燥させてハーブやタバコの代替品として利用されます。メキシコ東部の熱帯地方で古くから医療・宗教的用途が伝わっています。

植物の特徴

カナバリアは熱帯・亜熱帯の海岸や塩性砂地に自生する長いつる植物で、最大約6メートル(20フィート)に伸びます。淡紫色の花は約5センチ(2インチ)で、豆は長さ10〜15センチ(4〜6インチ)のさやに入ります。さやの先端が硬くなると収穫時期です。

歴史

ベイビーンは近年再び注目され始めていますが、かつてはメキシコのマサテク族など先住民の儀式で使用されていました。死者を祈念し墓の周囲に葉を置く祭礼や、軽度の精神活性作用を利用したビジョン誘発の儀式に用いられました。ペルーの部族でも葉と豆は神聖な力を持つとされ、儀式的に摂取されていました。

ベイビーン製品の製造

野生で豊富に自生しているため、主に採取された葉と茎は乾燥させてタバコに似た吸引用混合物に加工されます。豆は乾燥後に細かく粉砕し、乾燥葉・茎と混合するか、カプセルに入れて経口摂取します。この混合物はタバコ代替品として販売され、紙巻きタバコやシガーの巻き紙に使用できます。

現代の利用

ベイビーンおよびカナバリア全体は、タバコ代替品として広く利用されています。味は一般的なタバコよりもリッチと評価され、メキシコやその他の亜熱帯地域で喫煙が一般的です。ベイビーンには「L-ベトニン」という軽度の精神活性物質が含まれ、米国では合法です。タバコと併用すればその作用は抑えられ、リラックス感をもたらします。国外でもハーブの増強剤として利用されています。

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