エルダーベリーの健康効果と活用法

エルダーベリー(学名:Sambucus nigra)は、落葉低木で食用の実をつけます。初夏に黄白色の花を咲かせ、実は9月に黒または濃青色に熟します。古くから欧州の民間療法で利用され、医薬品としての効果も認められています。

抗酸化作用

エルダーベリーにはアントシアニンが豊富に含まれ、ビタミンC・Eを上回る強力な抗酸化力があります。LDLコレステロールの酸化を抑制し、心血管疾患の予防に寄与するとされています。

免疫機能の向上

ドイツ連邦研究所の研究により、エルダーベリーのアントシアニンがサイトカインの産生を促進し、免疫系のメッセンジャーとして働くことが確認されました。これにより、免疫力、造血、炎症反応が改善されます。

代替医療としての利用

エルダーベリー抽出物は、インフルエンザウイルスが細胞に付着するのを阻害するタンパク質を含み、症状の期間短縮や感染拡大防止に効果があります。インフルエンザA・Bはもちろん、扁桃炎、各種ウイルス・細菌感染、頭痛、リウマチなどにも有効とされています。

予防医学的効果

子どもへの摂取は、風邪や咳、インフルエンザの予防に役立ちます。また、心臓の健康維持や視力改善にも期待できると報告されています。

ストレス軽減

オーストリアの内分泌学者セップ・ポルタ博士の研究では、エルダーベリー抽出物に含まれるアントシアニンがストレス耐性を高め、肉体的疲労からの回復時間を短縮することが示されました。

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