苦瓜(ビターメロン)の栄養と健康効果

苦瓜(ビターメロン)は、暑く湿度の高い気候で育ち、アジアや南米で広く栽培されています。未熟時は緑色ですが、熟すと橙赤色に変わります。果肉は未熟時は白く、熟すと赤くなります。果実と種子には薬効があるとされています。

栄養素

  • ビタミンB1、B2、B3、Cが豊富です。
  • マグネシウム、葉酸、亜鉛、リン、マンガン、鉄、食物繊維を含みます。
  • 1食分でブロッコリーより多くのβカロテン、ほうれん草より多くのカルシウム、バナナより多くのカリウムを摂取できます。
  • ビシン、チャラントン、ポリペプチド‑Pなどの成分が血糖の取り込みと耐性を高め、糖尿病管理に役立つ可能性があります。

利用法

  • 果実、種子、ジュースはがん予防、HIV増殖抑制、2型糖尿病の血糖値低下に効果があるとする報告があります(Memorial Sloan‑Kettering Cancer Center)。
  • 胃腸障害、腎結石、肝疾患、皮膚膿瘍、創傷の改善、エネルギー増強、二日酔い緩和、乾癬の改善、免疫力向上にも期待されますが、確固たるエビデンスは不足しています。

副作用

  • 低血糖、頭痛、発熱、腹痛、最悪の場合は昏睡に至ることがあります。
  • 例として、22歳男性が砕いた苦瓜とジュースを摂取後に不整脈を起こし、40歳女性が自家製エキスで急性胃潰瘍を発症したケースが報告されています。

注意事項

  • 妊婦は摂取を避けるべきで、出血や早産、流産のリスクがあります。
  • 血糖降下薬を使用中の方は低血糖の危険があるため、苦瓜の摂取を控えてください。
  • 手術前後は血糖変動のリスクがあるため、手術の2週間前までに摂取を中止することが推奨されます。
  • 果実の種子を覆う赤い膜(アリル)は子どもが誤食すると嘔吐、下痢、最悪死に至る有毒成分を含むため、絶対に与えないでください。

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