ジンジャーの使用と効能
料理での利用
ジンジャーはスープ、肉、野菜、クッキー、サラダなど幅広い料理に使われます。木質で刺激的な香りと温かく鋭い味が、日常の料理に新たな活力を与えます。焼き芋、ステーキ、鶏肉、ロースト野菜に振りかけたり、秋のスープやシチューに加えると体の内側から温まります。
吐き気の緩和
ハーブ療法の専門家は、少量のジンジャーを摂取することで、妊娠中のつわりや一般的な吐き気を和らげられると勧めています。ジンジャーティーは症状緩和に有効ですが、妊娠中は4日以内に少量にとどめるよう注意が必要です。2005年の「Obstetrics and Gynecology」誌の研究は、ジンジャーが妊娠中のつわりに安全かつ効果的であることを確認しています。
1988年1/2月号の「Acta Oto‑Laryngologica」でも、ジンジャーが乗り物酔いを副作用なしに軽減できると報告されています。化学薬剤と比較すると効果はやや劣りますが、薬剤特有の副作用はありません。また、化学療法による吐き気の緩和にも有用です。
消化促進
メリーランド大学医学センターによれば、アラブ、アジア、インドの伝統医療では何千年もジンジャーが消化不良の改善に使われてきました。NutraSanusの情報では、ジンジャーは胸やけ、ガス、腹部膨満、食欲不振に効果があります。ジンジャーティーやジンジャー錠剤が一般的な対処法です。
関節炎の緩和
2001年11月号の「Arthritis and Rheumatism」誌に掲載された研究では、ジンジャー摂取群はプラセボ群に比べ関節痛が有意に減少し、副作用は胃部不快感にとどまりました。
呼吸器系のケア
中国の伝統医療では、ジンジャーは風邪・咳・インフルエンザの治療に用いられます。ジンジャーティーは粘液を減少させ、鼻詰まりを緩和します。マスターハーバリストのルイーズ・テニー氏は、ジンジャーとカイエンペッパーを組み合わせた熱い飲み物が気管支のうっ血や鼻詰まりに効果的と提案しています。
ジンジャーコンプレッション
日本のハーバリスト、村本直郎氏は、ジンジャーの圧迫や入浴が頭痛、痛風、背部痛、関節炎、全身の疼痛に有効と述べています。ジンジャー汁を布にしみ込ませ、患部に貼ると効果が期待できます。また、圧迫後に残ったジンジャー水で足を10〜15分浸すと血行促進が期待できます。
月経トラブルの緩和
中国の女性は、下腹部や背部にジンジャーコンプレッションを行い、月経痛を和らげてきました。ジンジャーティーは月経遅延や痙攣の緩和にも利用されます。
