ベテルナッツ(キンマの実)とは何か
ベテルヤシ(ベテルパーム)
ベテルヤシはヤシ科(Arecaceae)に属するアレカヤシ(Areca catechu)で、インド・日本・タイ・スリランカ・アフリカ・中国南部・フィリピン・マレーシアなどで栽培されています。高さ約1.5メートルの羽状葉を持ち、実はベテルナッツとして、葉はベテル葉として利用されます。
特徴
ベテルナッツは橙色で繊維質の外皮に覆われています。成熟前(8月〜11月)に収穫し、外皮を剥いて茹で、薄くスライスして乾燥させます。乾燥後は黒から濃い茶色に変化します。
用途・機能
ベテルナッツは刺激剤として噛むことで覚醒作用があります。ベテル葉や石灰(ミネラル)と一緒に嚼むのが一般的です。
また、アーユルヴェーダでは口臭除去、寄生虫駆除、情熱を高める、浄化促進、痰の除去などの効能があるとされています。
歴史
「ベテルナッツ」という名称は約1673年に欧州で使用され始めました。インドのサンスクリット文献では、1世紀頃から噛む用途が記録されています。
危険性
ベテルナッツの継続的な嚙みは、DNA損傷、胎児への影響、口腔がん、食道がん、胃がん、咽頭がんなどのリスク増加と関連付けられています。
