苦味オレンジ(Citrus aurantium)とは?用途と注意点
Citrus aurantium(苦味オレンジ、セビリアオレンジ)は、中国、南米、インド、北米で薬用植物として利用されてきました。葉、花、乾燥果実、乾燥果皮はすべて、胃腸の不調や便秘、神経系のサポートに用いられます。近年は、減量サプリにも広く使用されています。
減量効果
Citrus aurantiumに含まれるシネフリンは、エピネフリンに類似した構造を持ち、神経系を刺激して食欲抑制に寄与します。エフェドラが市場から撤退した後、シネフリンは減量製品の主要成分として注目されています。
消化促進
ハーブ医薬として、一般的な消化トニックに利用され、消化不良、便秘、胃酸不足、吐き気、膨満感、胃痙攣などの症状に処方されます。
エッセンシャルオイル
苦味オレンジはオレンジブロッサムオイルやオレンジフラワーウォーターの抽出源の一つです。Neroli petalae(ネロリペタラエ)としても知られますが、純正のネロリオイルほどの芳香はありません。
注意事項
シネフリンは血圧を上昇させる可能性があるため、高血圧の方や血圧降下薬を服用中の方は医師の管理下でのみ使用してください。また、シネフリンは多くの医薬品の代謝に影響を与えることがあるため、処方薬との併用は避けるべきです。
