トリブラス属の品種と利用法
Zipcode Zooによると、トリブラス属には114種が確認されており、熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。多くは雑草とみなされ、動植物に有毒なものも少なくありませんが、伝統医療や代替医療で利用される種も存在します。
トリブラス・テレストリス (Tribulus Terrestris)
トリブラス・テレストリスは米国全土に自生し、別名「パンクチャーヴァイン」「パンクチャーウィード」「メキシカン・サンドバー」などがあります。米国の多くの州で有害雑草とされ、家畜が摂取すると中毒を起こします。鋭い棘(スティッカー)は自転車のタイヤや動物の蹄を貫通させるほどの破壊力があります。
医療・代替医療分野では、男性の勃起不全や女性の性機能障害の改善、ボディビルダーの持久力・筋肉増強を目的に使用されます。伝統的には高血圧やコレステロール異常の治療にも用いられ、葉に含まれるフィトステロイドはテストステロン産生を促すとされています。
原産地はインド、トルコ、パキスタン、オーストラリア、スリランカで、インドでは「カンティ・ゴカル」と呼ばれ、アーユルヴェーダではコレステロール低下、血圧降下、肥満、消化不良、催淫剤として利用されます。中国医学でも果実が皮膚疾患や乳汁不足、胸部の圧迫感・疼痛の緩和に用いられています。
ペダリウム・ミューレックス (Pedalium Murex)
ペダリウム・ミューレックスはインド原産で「ボダ・ゴカル」とも呼ばれ、利尿作用、催淫作用、粘膜保護作用が期待されます。種子は男性不妊症、淋病、夜間遺精、尿失禁の改善に、果実は鎮痙剤として利用されます。
トリブラスの一般的特徴
トリブラスは一年生の開花植物で、3〜6対の交互または対生の葉を持ちます。花は主に黄色で5枚の花弁があります。棘のついたスティッカーは非常に頑丈で、タイヤや蹄を貫通させるため「パンクチャーヴァイン」や「パンクチャーウィード」と呼ばれます。
