消化酵素は食物を分解し、体がエネルギーとして利用できる形にします。肝臓と膵臓が主に酵素を産生しますが、消化や胆嚢に不調がある人は、植物由来の酵素サプリで吸収を助け、胃もたれを軽減できる場合があります。植物酵素は動物由来ではないため、アレルギーや食事制限がある方にも適しています。
パパイン(Papain)
パパイヤに含まれる酵素で、脂質・炭水化物・たんぱく質を分解します。胆嚢が胆汁を十分に蓄えられない場合でも、脂肪の消化を助け、胆嚢の負担を軽減します。嚼みやすい錠剤として食事ごとに摂取できます。
ブロメライン(Bromelain)
パイナップルに含まれるプロテアーゼで、たんぱく質を分解します。心焼けや胃の不快感の緩和に有効とされ、空腹時に摂取すると全身の炎症を抑える効果が期待できます。脂肪の消化にはあまり関与しないため、胆嚢疾患には直接的な効果は期待できません。カプセルタイプで市販されています。
リパーゼ(Lipase)
脂肪分解酵素で、従来は動物由来でしたが現在は植物由来の製品が主流です。胆嚢機能が低下している人や、セリアック病・クローン病の患者に特に有用です。カプセルや錠剤で提供され、子どもが使用する場合は専門家の指示が必要です。
アミラーゼ(Amylase)
口や小腸で分泌される炭水化物分解酵素です。植物由来のアミラーゼを補うことで、胃内での予備消化が進み、炭水化物(パン、パスタ、米、糖類)の吸収がスムーズになります。酵素ブレンドに含まれ、食事と一緒に摂取します。
プロテアーゼ(Protease)
たんぱく質を分解し、消化健康を支えます。未消化のたんぱく質は腸壁の透過性を高め、リーキーガット症候群の原因となります。単体でも、酵素ブレンドの一部としても利用可能です。
