カスカラ・サグラダ(聖なる樹皮)の薬効と使用法

カスカラ・サグラダ(スペイン語で「聖なる樹皮」)は、学名 Rhamnus purshiana と呼ばれる植物で、ヨーロッパ・西アジア、北米のアイダホ州から太平洋岸にかけての山岳地帯に自生しています。毒性と薬効を併せ持ち、樹皮を削り、乾燥させ、熟成させて使用します。

歴史的・現代的な医療利用

  • 何世紀にもわたり、カスカラ・サグラダは主に便秘の緩和に用いられてきました。先住民族が使用し、その知識は1800年代に到来したスペイン系・メキシコ系の宣教師に伝わったと考えられます。現在でもハーブ医療で便秘解消や腸内洗浄に利用され、刺激性下剤として位置付けられていますが、乱用のリスクも指摘されています。

作用機序

  • 正確なメカニズムは不明ですが、専門家は腸壁を刺激し、腸腔内に水分を引き込むことで便通を促すと考えています。これにより腸の蠕動が活発化し、排便が促進されます。

薬用の調製方法

  • 調製方法は意見が分かれます。Healthline は、樹皮を春・夏に削り、乾燥後に最低1年熟成させると説明。一方、Healthy.net の David L. Hoffman は、数年の熟成が必要としています。現在、市販はカプセル、ティー、チンキ(エキス)などの形態で入手可能です。

使用を控えるべき人

  • Drugs.com によると、カスカラ・サグラダに含まれる成分にアレルギーがある人、盲腸炎、直腸出血、腸閉塞・炎症・クローン病・潰瘍・重度の便秘・出血などの既往歴がある人、最近腹部手術を受けた人は使用を避けるべきです。

特別な注意点

  • カスカラ・サグラダは特定の疾患や他の薬・ハーブと相互作用する可能性があります。妊娠中・授乳中・妊娠を計画している人、胃痛・嘔吐・下痢が頻繁な人、薬や食物にアレルギーがある人は特に注意が必要です。また、心疾患を持つ人や処方薬・市販薬・サプリメントを服用中の人は、使用前に医療専門家に相談してください。

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