カルシウム性腎臓結石に対するハーブ療法
原因
- 副腎過活動症(クッシング症候群)やシスチン尿症、サルコイドーシスなどが結石形成を促すことがあります。
症状
- 結石が尿路から移動するまで自覚症状はほとんどありませんが、移動時には激しい疼痛、寒気、吐き気、発熱、嘔吐、発汗、頻尿、尿中の血液や膿が見られます。
ハーブ療法
- アロエ:純粋なアロエジュースを1/4カップ(約60 ml)を1日1回、2週間を上限に摂取。アロエマンナンが結晶形成速度を抑制します。
- チャンカ・ピエドラ(石灰岩草):チンキ剤として服用し、カルシウム結石の溶解を助けます。
- ケラ(Khella):尿路の回復を促すハーブ。20 mgを1日1回摂取します。
- 白樺葉:利尿と痙攣抑制効果があります。1日3回、1カップ分のティーとして飲みます。
- マシュマロ根:腎臓の浄化と結石排出をサポート。1日1クォート(約0.9 L)のティーとして飲用。
- ヴァルナ(Varuna):カルシウムオキサレート結石の形成に必要な酵素を阻害。大さじ1をカップ1の水に浸し、1日3回飲みます。
食事指導
- 食物繊維を十分に摂取しましょう。低繊維食は結石リスクを高めます。
- 高タンパク食は尿の酸性を強め、結石形成を促すため避けます。
- カルシウム結石予防のため、肉類、乳製品、紅茶、ココア、クランベリー、ナッツ、パセリ、胡椒、スイスチャード、グレープフルーツジュース、ビートグリーン、特にルバーブは控えめに。
- 過度なアルコール摂取や脂肪過多も避けましょう。
- 運動前後は特に水分補給を。1日8杯(約2リットル)の水を目安に。
- 日本の薬草飲料「リシマキア」や「金泉草茶」を1〜2杯/日摂取すると利尿が促進され、微小結石の排出を助けます。
留意点
- 家族歴がある場合は、食事中のカルシウムとオキサレートを同時に摂ると、腸内で結合して便として排出され、結石リスクが低減します。ただし、本人に結石歴がある場合はカルシウムサプリは控えてください。
- 小児の結石予防にはカリウム摂取を増やすと有効です。柑橘類、緑葉野菜、バナナなどが推奨されます。
- 骨粗鬆症を併発した女性は、カルシウムシトレートを低オキサレート食(パセリ、ほうれん草、スイスチャード、ビートグリーン、ルバーブの茎類を除く)と組み合わせて摂取すれば、骨密度を保ちつつ新たな結石形成を防げます。
- 急性発作時にハーブだけに頼らず、必ず医師の診断・治療を受けてください。
