プロバイオティクスとは?

腸内にはさまざまな細菌が共存しています。そのうち、消化や免疫に好影響を与えるものがプロバイオティクスです。主にラクトバチルス属やビフィドバクテリウム属の菌が該当します。

プロバイオティクスが必要な理由

加工食品や糖分・化学添加物の多い現代の食生活は、腸内細菌のバランスを乱しがちです。バランスを回復させるには、加工食品を控え、野菜や全粒穀物などの自然食品を増やすことが基本です。さらに、プロバイオティクスをサプリメントとして摂取することで、腸内環境を整え、免疫機能の向上が期待できます。米国国立補完代替医療センター(NCCIH)でも「腸内微生物を変えることで免疫防御が強化される」という説が示されています。

安全性

プロバイオティクスは薬品ではなく、体内に元々存在する有益菌を補う自然なサプリメントです。ヨーグルトを日常的に摂取する程度で安全に利用できます。2001年に『American Journal of Clinical Nutrition』に掲載された研究でも、長年の使用実績に基づき安全性が確認されています。

有効性

2008年の研究(ABCニュース報道)では、妊娠中にプロバイオティクスを摂取した母親の子どもが、アレルギーを発症しにくくなることが示されました。さらに、2009年に『World Journal of Gastroenterology』に掲載された研究では、アレルギー性鼻炎を持つ小学生47名にラクトバチルス・アシドフィルスとビフィドバクテリウム・ラクトスの組み合わせを4か月間投与した結果、鼻粘膜への好酸球浸潤が抑制され、鼻症状の軽減傾向が確認されました。

入手方法

ヨーグルトのラベルに「生きた乳酸菌」や「Live cultures」と記載されているものを選びましょう。多くのメーカーはラクトバチルス・アシドフィルスを使用していますが、ビフィドバクテリウム株を含む商品もあります。また、健康食品店やドラッグストアではカプセルや粉末タイプのプロバイオティクスサプリメントも購入できます。