乾癬(かんせん)のハーブ治療法
乾癬は皮膚の細胞増殖が異常に早くなる慢性疾患で、赤くかゆみのある斑点や鱗屑が現れます。根本的な治癒法はありませんが、ハーブを用いた外用療法で症状を軽減できることが報告されています。
アロエベラ
アロエベラは古くから皮膚の炎症や火傷、ヘルペス治療に利用されてきました。主成分の糖タンパク質と多糖類は、塗布すると即座に炎症と痛みを抑え、皮膚の修復と免疫応答を促進します。メリーランド大学医学部の研究では、1%ヒドロコルチゾン軟膏よりも炎症抑制効果が高いとされています。
使用方法は、市販の純粋なアロエジェル(健康食品店やアロエ植物の葉から取れる新鮮ジェル)を患部に1日3回、たっぷりと塗布します。開始前に医師と相談し、安全性を確認してください。
カプサイシン(カイエンペッパー)クリーム
カイエンペッパーに含まれるカプサイシンは、痛みを伝える神経伝達物質の放出を一時的に阻害し、関節炎や糖尿病性神経障害、乾癬の疼痛緩和に効果があります。ミシガン大学の研究でも、カプサイシンは乾癬症状の緩和に有意なエビデンスが示されています。
市販のカプサイシン含有クリーム(0.025%以上、最大0.075%)を患部に1日4回まで塗布します。使用直後に痛みが増すことがありますが、これは成分が刺激してから鎮痛効果が現れるためです。刺激が強くなる場合は、使用頻度を1日1回程度に減らし、医師の指示に従ってください。
