セージハーブの副作用と注意点
ツジョン(Thujone)の影響
セージにはツジョンという成分が含まれます。少量を長期間摂取すると精神的混乱や心拍数の上昇を引き起こすことがあり、過剰に摂取すると痙攣を誘発する可能性があります。ツジョンは「大苦艾(グランド・ワームウッド)」としても知られ、アルコール飲料のアブサンに含まれ、幻覚作用があるとされていますが、回復・治癒効果も期待されています。
妊娠・授乳中の使用は避けるべき
妊娠中にセージを経口摂取すると子宮収縮を引き起こす恐れがあります。また、授乳中に使用すると母乳が減少する可能性があるため、避けるべきです。発熱時の使用も控えてください。内部摂取を検討する場合は、信頼できるハーバリストや医師と用量を相談し、1〜2週間程度に限定することが推奨されます。アルコールで抽出したエキスは水抽出に比べツジョン含有量が高くなるため注意が必要です。セージオイルを飲用する場合は必ず水で希釈してください。
痙攣・てんかん患者への注意
セージやセージオイルにはてんかん様の痙攣を誘発する性質があると報告されています。そのため、てんかんや既往の痙攣がある方は使用を控えてください。
皮膚炎(発疹)
セージを取り扱う際に皮膚に接触すると、接触性皮膚炎(発疹)を起こすことがあります。
その他の副作用
- 口内炎、口の乾燥、局所刺激、口唇炎(チーリティス)などが報告されています。口内炎は口腔内全体に炎症が起こり、チーリティスは口角に痛みを伴う潰瘍やかさぶたができる状態です。
- 高血圧の方はセージの使用により血圧が変動する可能性があるため、使用前後に血圧を測定し、必要に応じて医師に相談してください。
まとめ
セージは料理やハーブ療法で広く利用されますが、上記のような副作用や禁忌を理解した上で、適切な用量と使用期間を守ることが重要です。
