胃潰瘍の自然治療

胃潰瘍は上部消化管の粘膜に炎症が起きた病変で、胃酸にさらされることで形成されます。辛い食べ物やストレスが原因と考えがちですが、主な原因はヘリコバクター・ピロリ(H. pylori)感染や、アスピリン・NSAIDなどの長期使用です。ハーブ療法は症状の緩和やH. pylori除菌に有効で、数か月続けることで効果が期待できます。

H. pylori 除菌に効くハーブ

  • バーベリー、コプティス、ゴールデンシール、オレゴングレープルート:いずれも同様の抗菌成分を含みます。500 mg のカプセルを1日3回、2週間以内で使用してください。妊娠中や胆嚢疾患がある方は使用不可。緑内障や心血管疾患がある方はゴールデンシールを避けてください。
  • カツラ:抗菌作用があり、再感染防止にも役立ちます。500 mg を1日3回。インスリン使用中、妊娠・授乳中の方は使用しないでください。
  • カモミールティー:H. pylori を抑制し炎症を軽減します。1日3回、1杯ずつ飲んでください。
  • オリーブ葉エキス:強力な抗菌ハーブです。250〜500 mg を1日3回摂取します。

潰瘍症状を和らげるハーブ

  • ペパーミント:胃や消化器の不快感を緩和します。ティーとして好きなだけ飲むか、ラベルの指示に従って錠剤を使用してください。
  • アロエジュース:出血性潰瘍の止血に有効です。1日最大2杯まで飲んでください。ただし下痢がある場合は使用しないでください。
  • 陳皮(チンピ)ティー:胃筋を弛緩させ、げっぷ・膨満感・ガスを軽減します。食前に1日3回飲みます。
  • シナモンティー:胃の血行を改善し、治癒を促進します。1日3回、1杯ずつ飲んでください。
  • 甘草:胃酸抑制作用があり、吐き気も防ぎます。食事20分前に380 mg を摂取してください。
  • マルバ茶:胃の不快感を和らげ、腸の刺激を軽減します。製品ラベルの指示に従って飲んでください。
  • マシュマロ根(アルテア):胃粘膜を保護します。冷水1杯に小さじ1杯を入れ、1日3回飲みます。
  • ルバーブ:腸の出血を抑えます。ジュースまたは錠剤をラベルの指示通りに使用してください。

食事・生活のポイント

  • 大量の水を飲むと、胃酸が薄まり胃から排出されやすくなり、急性の痛みが和らぎます。
  • 生キャベツジュースはグルタミンが豊富で、胃粘膜の保護層形成を助けます。1日最大2杯まで飲んでください。
  • 黒茶・緑茶にもH. pylori を抑える成分が含まれています。
  • ブルーベリーに含まれる色素は粘液分泌を促し、胃粘膜を保護します。週に2〜3回程度摂取しましょう。

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