自然療法で行う呼吸トレーニングの方法と効果
呼吸がしにくい、ストレスを軽減したいと感じている方には、自然療法の呼吸トレーニングが有効です。自然療法士は世界各地の自然療法を組み合わせ、肺機能や酸素摂取量の改善を目指します。様々な呼吸法を実践することで、エネルギー向上、気分改善、心血管の健康維持、疾病予防につながります。
横隔膜呼吸(腹式呼吸)
腹式呼吸は、胸ではなく横隔膜を使って肺の下部まで空気を取り込む呼吸法です。胸だけで呼吸すると浅くなり、血液への酸素供給が不十分になります。お腹を膨らませながら息を吸うことで、肺の下葉までしっかりと酸素を届けられ、エネルギーが増しストレスが軽減されます。ヨガの基本としても広く取り入れられています。
瞑想・呼吸を取り入れた運動
瞑想や太極拳、気功、マントラ、ハワイアン・マナ呼吸、ヨガなどは、呼吸を意識的にリズム化し、ゆっくりとした呼吸パターンを作ります。これにより、血圧の低下、心血管疾患リスクの軽減、不安・うつ症状の改善、疲労回復など、心理的・身体的な健康効果が期待できます。2001年に『British Medical Journal』で報告された研究でも、精神的な呼吸法が血圧低下と呼吸機能向上に寄与することが示されています。
ブテイコ呼吸法
ブテイコ呼吸は、1960年代にウクライナの医師が考案し、現在は喘息患者に対して有効性が認められています。鼻だけで呼吸し、呼吸回数を抑えることで二酸化炭素の感受性を高め、喘息症状の緩和を促します。2003年の『New Zealand Medical Journal』の研究でも、症状軽減効果が確認されています。
ハーブ療法
自然療法士やハーバリストは、呼吸器系の疾患に対して様々なハーブを使用します。肺炎や気管支炎の改善に有効とされるハーブには、プラウリ根、グリンドリア、エキナセア、エレカンパーネ、タイムがあります。気道拡張を促すハーブとしては、アスケリウス、ラングウート、エレカンパーネ、グラウンドアイビー、ブラックホウが挙げられます。炎症抑制には、ギンコウやターメリックが有効です。
