体の酸性度(pH)とは何か?
人体のpHは約7.365で、わずかにアルカリ性です。体温が98.6°F(約37°C)と同様、pHが大きく変動すると生命に危険が及びます。
pHとは
pHは「水素イオン指数(Potential of Hydrogen)」の略で、0〜14のスケールで液体の酸性・アルカリ性を表します。7が中性で、7未満が酸性、7より上がアルカリ性です。人体は自然に約7.365というややアルカリ性のpHを保っています。pHが7以下に低下すると意識障害や死亡の危険があります。
体内の酸性・アルカリ性のバランス
体は酸を産生し、同時に除去します。胃は強酸性の消化液で食物を分解し、腸へ送られるときには中和されます。酵素反応により局所的にpHが変化しますが、全身のpHは大きく変わりません。
過剰な酸の原因
過剰酸は人工甘味料のアスパルテーム、炭酸飲料に含まれるリン、カフェインなどから生じます。カフェインはカルシウムの利用を妨げ、骨からカルシウムが流出して酸を中和します。また、石鹸やシャンプー、デオドラント、ローションなどの化学成分も皮膚から吸収され、体内の酸負荷を高めます。
酸性・アルカリ性の食べ物
アルカリ性食品の例:にんにく、アスパラガス、ビーツ、ブロッコリー、にんじん、キャベツ、セロリ、タマネギ、アボカド、グレープフルーツ、ライム、レモン、ココナッツ。
酸性食品の例:小麦、ケーキ、トウモロコシ、オート麦などの穀物、乳製品、ナッツ、バター、オレンジ、バナナ、スイカ、マンゴー、ミカン、ブドウ。
健康リスク
過剰な酸は腎臓だけでは完全に排出できず、脂肪組織に蓄積したり、カルシウムが骨から奪われて血液を中和します。その結果、肥満、免疫低下、様々な疾患のリスクが高まります。酸性環境は血液中の脂肪酸と凝固し、血流が悪くなると皮膚のハリが失われ、シワやたるみの原因となります。
