椅子マッサージの禁忌と注意点
マッサージは緊張や痛み、ストレスの緩和、血行促進、リラクゼーションに効果がありますが、すべての人に適用できるわけではありません。以下に、椅子マッサージを行う際に注意すべき禁忌をまとめました。
皮膚の状態が損なわれている場合
皮膚に裂傷、発疹、打撲、やけど、膿瘍、水ぶくれ、圧迫潰瘍などがあると、椅子マッサージは禁忌です。皮膚は完全に回復するまで張力が回復せず、さらに損傷させる恐れがあります。過去に深部の圧迫潰瘍があった場合も注意が必要です。
炎症がある部位
炎症がある部位をマッサージすると組織に不可逆的な損傷を与えることがあります。炎症は相対的禁忌であり、怪我後約3日以降に炎症が落ち着いたタイミングで行うのが安全です。
発熱・感染症
発熱や感染症がある状態でマッサージを行うと、血行が促進されて体の防御機能を妨げ、回復を遅らせます。感染症が疑われる場合はマッサージは控えてください。
循環・呼吸・骨格系の疾患・障害
静脈瘤、血栓、深部静脈血栓症(DVT)など循環系の問題がある場合、または骨粗鬆症のように骨が脆弱な場合、深い圧迫は危険です。高血圧、心臓病、糖尿病、HIV、喘息などの基礎疾患がある方は、必ず医師に相談した上でマッサージを受ける必要があります。
