小腸の蠕動を活発にする食品
小腸は消化過程で自律的に蠕動(ぜんどう)しますが、食事内容や体調によって蠕動が過剰になることがあります。過剰な蠕動は下痢や不快感の原因となり、特にカフェイン飲料、チョコレート、脂肪分の多い食品、辛味成分を含む食品が影響します。
カフェイン飲料とチョコレート
国際機能性胃腸障害財団によると、食事の一部が大腸に到達するまでには90〜120分かかりますが、コーヒーを多く摂取するとこの時間が短縮されることがあります。メラニー・バーンスタイン氏の『高齢者の栄養』では、チョコレート飲料やアルコール、炭酸飲料も小腸の蠕動を高め、緩い便を引き起こすと指摘されています。
脂肪分の多い食品
全脂乳製品、ベーコン、ソーセージ、バターを使ったビスケット、揚げ物などの高脂肪食品は、過剰に摂取すると小腸の蠕動を強く刺激します。また、心筋梗塞や脳卒中、肥満などの重大な健康リスクとも関連しています。
辛味食品
唐辛子に含まれるカプサイシンは、強い刺激感をもたらす化学物質です。小児保健看護学のジャネット・ケルシー教授は、『小児保健臨床スキル』で、辛味食品が一部の人の小腸蠕動を増加させるため、摂取は慎重に行うべきと述べています。
