代替医療提供者の選び方と主な治療法
代替医療(補完医学)とは、西洋医学の枠組み外で行われる治療法を指します。近年、これらの療法は主流化しつつあります。代替医療提供者を選ぶ際は、資格や免許の確認が重要です。米国では州ごとに代替医療従事者の免許要件が異なります。また、一部の健康保険会社は代替医療の診療費をカバーしています。
カイロプラクティック
カイロプラクティックは、身体が自ら治癒する能力と、脊椎が健康維持に不可欠であるという考えに基づく治療です。脊椎の手技(スパイナルマニピュレーション)を行う医師は、カイロプラクティック専門学校を卒業しています。主に背部・頚部の痛みや筋骨格系の不調、頭痛の緩和を目的に受診されます。治療は特別に設計されたベッドに患者を特定の姿勢で配置し、関節を通常の可動域を超えて調整します。効果を実感するには複数回のセッションが必要です。
鍼灸(はりきゅう)
鍼灸は古代中国に起源を持つ療法で、細い針を身体の特定のツボに刺すことで治癒を促します。針によって「気」の流れが整い、健康が回復すると考えられています。通常、12回以上の週1回のセッションが推奨され、各回約20分間針を留めます。高血圧、関節痛、更年期症状、頭痛、不妊症など、さまざまな症状の改善を目指す患者が利用します。獣医師がペットに対して鍼灸を行う例もあります。
ホメオパシー
ホメオパシーは18世紀末のドイツで発展した療法で、「似たものが似たものを治す」という原則に基づきます。健康な人に同様の症状を引き起こす物質を極度に希釈し、薬として使用します。ホメオパスは患者一人ひとりの症状に合わせて複数の薬剤を組み合わせ、個別化した処方を行います。日常的な健康維持に取り入れる人や、アレルギー、情緒障害、皮膚炎、消化器系の問題などを対象に利用するケースがあります。
