中性脂肪が高い人のためのオメガ3摂取ガイド
毎日脂肪サプリを摂取したり、週に少量の脂肪の多い肉を食べることが大人にとって良いとは思えませんが、実は心血管疾患のリスクがある方や血清コレステロールが高い方、冠状動脈疾患(CHD)と診断された方にとって、オメガ3脂肪酸を含む魚や食品の摂取は中性脂肪(トリグリセリド)を低下させ、心臓病リスクを減少させます。
オメガ3脂肪酸とは
オメガ3(n-3 多価不飽和)脂肪酸は体内で合成できない必須脂肪酸です。主なものはEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、そしてALA(α-リノレン酸)です。EPAとDHAはサーモン、マグロ、イワシ、サバ、ニシン、マス、甲殻類などの脂の多い魚、または魚油サプリで摂取します。ALAはクルミや亜麻仁、菜種油、大豆油に含まれ、亜麻仁油が有効なサプリです。
摂取量の目安
中性脂肪が高いと診断された方は、医師の指示に従い、1日あたりDHAとEPAを合計で2〜4g摂取することが推奨されます。市販の魚油カプセル1粒は約1gの魚油で、EPAが180mg、DHAが120mg、合計300mgのオメガ3です。したがって、2〜4gの魚油はEPA 360〜720mg、DHA 240〜480mg、合計600〜1,200mgのオメガ3に相当します。
トリグリセリドを効果的に下げるには、1日あたり約1,800mgのEPA+DHA(約6粒分)が目安とされています。医師は最大5,000mgの魚油を処方することもあります。高用量でも副作用はほとんどなく、げっぷや胃部不快感が出る場合は食事と一緒に摂取したり、カプセルを冷蔵することで軽減できます。
濃縮型魚油として、1粒に850mgのオメガ3を含む処方薬「ロバザ(Lovaza)」があります。使用を検討する際は、必ず医師に相談してください。
脂の多い魚を週に数回食べ、併せて魚油サプリを摂ることで、十分な量のEPA・DHAを確保し、中性脂肪を効果的に低下させることができます。
