舌突出患者に適した矯正装置はどれ?

舌が前方に突き出す「舌突出」は、様々な矯正装置で矯正できます。患者さんの年齢や症状の重さに応じて、最適な装置を選択します。

1. タングクレブ(Tongue crib)

上前歯の裏側に取り付けるワイヤー式装置で、舌の前方への動きを制限するループが付いています。飲み込み時に舌が前に出るのを防ぎます。

2. 修正ハウリーレテーナー(Modified Hawley retainer)

取り外し可能な装置で、プラスチックの基板にワイヤークラスプが付いています。アクリル製の拡張部で口蓋を覆い、舌の前突きを抑制します。

3. バイオネーター(Bionator)

舌突出だけでなく顎の発育も矯正する取り外し式装置です。厚みのある構造が舌の位置を正しく誘導し、顎の正しい成長を促します。

4. ハーベスト装置(Herbst appliance)

重度のオーバーバイトや舌突出に用いられる固定装置です。上顎・下顎の大臼歯に金属バンドを接着し、金属ロッドで下顎を前方に引き出す力を与え、舌を正しい位置に保ちます。

5. 筋機能矯正装置(Myofunctional appliances)

舌や口周りの筋肉を再トレーニングする装置の総称です。舌トレーナー、リップバンパー、口蓋プレートなど、目的に合わせたデザインがあります。

どの装置が最適かは、患者さんの年齢、舌突出の程度、その他の口腔状態によって異なります。歯科矯正医が診査し、最適な装置を提案します。

アポセカリー(薬舗) - 関連記事