正常眼圧緑内障(NTG)とは?
正常眼圧緑内障(NTG)とは
正常眼圧緑内障(Normal‑tension glaucoma、NTG)は、眼圧が正常範囲(10〜21 mmHg)にあるにもかかわらず、視神経が徐々に損傷していく緑内障です。多くは慢性で長期にわたる疾患です。
主な症状
- 周辺視野に斑点状の暗点が現れる
- 進行すると中心視野が狭くなる
- 視界がぼやけることがある
- 眼の違和感や痛み
- 頭痛を伴うこともある
リスク要因
- 年齢:60歳以上の方に多く見られる
- 人種:アフリカ系アメリカ人やヒスパニック系は白人に比べリスクが高い
- 家族歴:緑内障の家族歴があると発症リスクが上がる
- 基礎疾患:糖尿病・高血圧・睡眠時無呼吸症候群などが関連
診断のポイント
- 眼圧測定を含む総合的な眼科検査
- 視野検査で暗点や視野欠損を確認
- 視神経の画像検査(OCTや写真)で構造的変化を評価
治療法
- 眼圧を下げる点眼薬の使用
- 眼内の房水産生を抑えるレーザー治療
- 房水の排出を改善する手術
まとめ
正常眼圧緑内障は早期発見と適切な治療により進行を抑えることが可能です。定期的な眼科受診で視神経の状態をチェックしましょう。
