猫の咬傷治療法
猫は人の指を貫通したり、歯肉まで食い込むことがあります。恐怖や痛み、混乱、出産時、食事中など様々な状況で噛みます。深い刺し傷は直ちに医師の診察と抗生物質が必要です。感染はすぐに始まり、咬傷部位から赤い線が放射状に広がります。
医師に連絡する
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深い刺し傷や出血が止まらない場合は、すぐに医師へ連絡してください。猫の咬傷の75%はPasteurella multocidaや敗血症を引き起こす菌が含まれます。猫の口内には臨床検査では検出しにくい多様な細菌が混在しており、まれに連鎖球菌やブドウ球菌、稀な菌も見られます。
医師は感染予防のために複数の抗生物質を処方し、必要に応じて破傷風予防接種を行います。野良猫に噛まれた場合は、狂犬病予防の治療が必要になることがあります。
傷口を清潔にする
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抗菌石鹸と温水で傷口を十分に洗浄し、唾液や細菌をできるだけ除去します。流水でしっかりとすすぎ、可能であればポビドンヨードやバシトラシン溶液で再度洗浄してください。その後、抗生物質軟膏を傷と周囲に塗布し、皮膚表面の細菌が傷口に入るのを防ぎます。
出血を止める
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清潔な布で傷口を圧迫し、心臓より高い位置に上げて血流を抑えます。通常は15分以内に出血が止まります。出血が止まることで、唾液や細菌の一部も除去できます。
傷口を包帯で覆う
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出血がほぼ止まったら滅菌ガーゼで傷口を覆い、適度な圧迫を加えて再出血を防ぎます。さらに清潔なガーゼや乾いた布で二次的に包み、医療用テープで固定します。絆創膏でも代用可能です。
抗生物質を開始する
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処方された抗生物質はすぐに服用し始め、24時間以内に感染が抑えられ始めます。赤い放射状の線は48時間以内に消え、痛みは2日程度で和らぎ、傷は約1週間で回復します。痛みが軽減しても、指示された期間は必ず服用を続けてください。
合併症に注意する
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発熱、膿瘍、リンパ節腫脹、傷口からの膿漏が見られたら再度医師または救急外来を受診してください。手は骨、腱、関節が多く血流が乏しいため、骨髄炎や化膿性関節炎といった重篤な合併症が起こりやすい部位です。特に小児が顔を猫に近づけた場合、骨折を伴う重傷になる危険性があります。
