アンチロトミー(前頭洞開口術)とは何か?

アンチロトミー(前頭洞開口術)とは

アンチロトミーは、頬骨内にある上顎洞(マキシラリ・サイナス)に開口部(ストーマ)を作る手術です。慢性副鼻腔炎など、炎症や感染で洞内の排液が滞る場合に、排液と換気を確保する目的で行われます。

手術の概要

手術では、骨と軟部組織の一部を除去し、洞内に通路を作ります。その結果、粘液や膿が自然に流れ出し、感染の再発を防ぎます。

主な手術法

1. 内視鏡下アンチロトミー:細長いカメラ(内視鏡)を鼻腔から挿入し、リアルタイムで洞内を観察しながら障害物を除去し、ストーマを作ります。

2. カルデルト・ルック法:上顎歯肉または頬部に切開を入れ、直接上顎洞にアクセスして開口部を作ります。

術後の管理

手術後、ストーマが閉じないように小さなステントやチューブを留置することがあります。数日間は違和感、腫脹、出血が見られ、感染予防のため抗生物質を服用します。回復期間は数週間が目安で、定期的な診察で創部の状態と洞の通気性を確認します。

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