家庭内で噛む代表的な虫たち
コンノース(血を吸う大型虫)
暗褐色で体長は約2〜3センチ。羽があり飛翔可能で、卵を産む前に血液を吸う必要があります。主にアライグマやオポッサム、ネズミなどの温血動物から血を吸い、巣に産卵します。夜行性で、噛まれると痛みは少ないもののかゆみがあり、アレルギー反応を起こすことがあります。米国南部ではこの虫が原虫を媒介し、シャーガス病の原因となります。
マスクハンター(偽装捕食者)
別名 Reduvius personatus。体長は約2.5センチほどの大型褐色虫で、ハエやイモムシ、ベッドバグなどを捕食してくれる有益な捕食者です。しかし、人が誤って触れると、約1インチ(約2.5センチ)ほどの大きさの口器で非常に痛い噛みつき傷を負わせます。感受性の高い人は腫れ、かゆみ、じんましんを起こすことがあります。
ノミ
体長は約3ミリほどの小さな昆虫で、ペットや人に付着して家へ持ち込まれます。赤褐色から黒色までの色合いで、宿主の血を吸いながら跳ね回ります。雌は30〜40日間血を吸った後に宿主上で卵を産み、卵は寝具やカーペットに落下します。噛み跡は小さくかゆみを伴い、敏感な人では接触皮膚炎を引き起こし、発疹や鱗屑、感染症のリスクがあります。また、ノミが吸い込んだ条虫の幼虫をペットが飲み込むと、条虫感染症になることがあります。
ベッドバグ
体長は約6ミリほどの楕円形の虫で、色は淡い黄褐色から濃い茶色まで様々です。昼間はベッドや家具の隙間に潜み、夜になると人やペットの血を吸いに出てきます。噛まれた箇所は痛みはほとんどなく、かゆみが主症状です。長期間にわたる刺されはアレルギー反応を悪化させ、激しいかゆみや腫れを伴い、掻きむしりによる二次感染の原因となりますが、病原体を媒介することはありません。
