黄色いスズメバチに刺されたときのかゆみはなぜ起きるのか?
黄色いスズメバチ(Vespula vulgaris)とは
北米全域に分布し、巣を守るために攻撃的に行動するスズメバチです。巣は屋外の隙間や構造物の下、地下などに作られ、ピクニックやバーベキューの際に食べ物を求めて近づいてくることがあります。
かゆみの原因
スズメバチはハチ目に属し、ミツバチとは異なり、同じ部位に何度も刺すことができます。刺すと腹部の毒腺から毒が放出され、タンパク質、キニン、セロトニンなどが含まれます。これらの成分が皮膚に浸透すると、炎症反応が起こり、強いかゆみが生じます。
刺された後の症状
主な症状は刺された部位のかゆみ、腫れ、疼痛です。刺痛は数分で和らぎますが、かゆみや腫れは12〜36時間続くことがあります。アレルギー反応が起きると、喉の腫れ、じんましん、胸痛、吐き気、呼吸困難などの重篤な症状が現れ、速やかな医療処置が必要です。
応急処置と治療法
刺された部位はまず流水で洗い、一般的な抗生物質軟膏を塗布します。その後、氷や冷却パックで冷やすと腫れと痒みが軽減します。イブプロフェンなどの市販の鎮痛・抗炎症薬も有効です。決して掻きむしらないようにし、自然に治るまで数日間は清潔に保ちましょう。
