ウニ(海胆)中毒の対処法と予防
概要
ウニ(海胆)は、食用や海辺・ダイビング時に誤って踏んだり触れたりすることで中毒を起こすことがあります。刺や毒腺からの毒素が皮膚に刺さり、症状が出ます。正しい応急処置と治療法を知っておくことが重要です。
重要性
- ウニの卵巣は一部の国で食用とされますが、毒性物質を含むことがあり、摂取すると中毒を起こすことがあります。
- ウニの体表は棘で覆われており、皮膚を刺すと傷ができ、二種類の毒腺が存在します。
機能・特徴
- ウニの棘は皮膚に刺し傷を与えます。浅瀬の砂地に生息し、歩行や潜水時に踏まれやすいです。
- 花ウニなど一部の種は、花形のペディセルラリア(掴む器官)に毒があり、触れると麻痺や最悪の場合死亡することがあります。
中毒症状
- 皮膚刺傷による中毒は、傷口の紅潮・腫脹がみられ、複数の刺傷があると倦怠感、筋力低下、ショック状態になることがあります。
- 食用による中毒は、嘔吐、下痢、唇の腫れ、頭痛、過剰な唾液分泌などが現れます。
医療処置
- 患部を温水(30〜90分)に浸し、棘を除去します。ピンセットで取り除けない場合は、シェービングクリームを塗り安全カミソリで削ります。
- 消毒石鹸で洗浄し、温水で十分にすすぎます。抗生物質や鎮痛剤が必要な場合は医師に相談し、重篤な症状が出たら直ちに救急外来へ。
予防と注意点
- 海辺やサンゴがある岩場では足元に注意し、ウニやサンゴに触れないようにしましょう。
- 深く刺さった棘は外科的に除去が必要になることがあります。
