フグ中毒の治療法
フグ中毒の症状と対処法
フグは世界各地で料理として楽しまれますが、体内にテトロドトキシンを含むことがあり、摂取すると麻痺を引き起こす危険があります。早期の適切な処置が生死を分けます。
1. 症状を把握する
摂取後20分~3時間で以下の症状が現れることがあります。顔面や四肢のしびれ、軽い感覚異常、頭痛、嘔吐、腹痛、下痢、言語障害、歩行困難、筋力低下などです。
2. すぐに医療機関へ
上記の症状が出たら、フグを食べたかどうかに関わらず、速やかに病院または救急へ向かいましょう。フグ中毒は他の病気と症状が似ているため、医師に食事歴を伝えることが重要です。
3. 嘔吐を促す(意識がある場合)
摂取から3時間以内で意識がある場合は、嘔吐を誘発して体内の毒素を排除します。医療機関が到着するまでに自己嘔吐が可能なら実施してください。
4. 活性炭の投与
活性炭を服用すると、テトロドトキシンが腸内で吸着され、吸収が抑制されます。可能な限り早く投与することが推奨されます。
5. 救命処置を行う
呼吸や循環が不安定になることがあるため、点滴や酸素投与などの標準的な救命措置を行い、血圧低下が見られた場合はα刺激薬と併用します。
