口周りに水ぶくれ(口唇ヘルペス)を引き起こすウイルスとは?

ヘルペス単純ウイルス(HSV)とは

口の周りに水ぶくれ(口唇ヘルペス)を引き起こすウイルスはヘルペス単純ウイルス(HSV)です。HSVは主にHSV-1とHSV-2の2種類に分かれます。

HSV-1 と HSV-2 の違い

HSV-1 が最も一般的で、主に口唇ヘルペス(寒さ疱、熱性水疱)を引き起こします。一方、HSV-2 は主に性器ヘルペスの原因となりますが、口唇ヘルペスを起こすこともあります。

感染経路

HSV は非常に感染力が強く、感染者との密接な接触で広がります。具体的には、キス、食器や飲み物の共有、ウイルスが付着した水ぶくれに触れることなどが挙げられます。また、感染した母親から出産時に新生児へ感染することもあります。

感染後の経過

一度感染するとウイルスは体内に潜伏し、生涯にわたって残ります。ただし常に活性化しているわけではなく、免疫力の低下やストレス、紫外線などの要因で再発することがあります。再発の頻度は人によって大きく異なり、ほとんど症状が出ない人もいれば、頻繁に水ぶくれができる人もいます。

治療と予防

HSV を根本的に治す薬はありませんが、症状や再発頻度を抑える治療法があります。代表的なものは以下の通りです。

  • 抗ウイルス薬(例:アシクロビル、バラシクロビル)を内服または局所投与
  • 市販の抗ヘルペス軟膏やクリーム
  • ストレス管理、十分な睡眠、紫外線対策などの生活習慣の改善

これらの対策により、発症時の不快感を軽減し、再発を予防することが可能です。

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