どの昆虫の咬傷が乾いた血痕を残すか?
昆虫の咬傷は皮膚に刺激を与えるだけでなく、アレルギー体質の人ではアナフィラキシーショックなど深刻な症状を引き起こすことがあります。毒を持つハチ類は防御反応として刺すのに対し、蚊やウマバエ、ダニなどの非毒性昆虫は血液を吸うために咬みます。血を吸う昆虫は、血液が凝固しないように唾液を注入するため、咬傷部位に乾いた血痕が残ることがあります。
蚊
蚊は人や動物の血を吸う害虫で、マラリアやデング熱などの病原体を媒介することがあります。吸血時に蚊は血液の凝固を防ぐ酵素を唾液に含ませるため、吸血が終わった後も血が流れ続け、乾くと血痕が残ります。
ウマバエ
ウマバエも血を吸う大型のハエで、刺されると激しい痛みを伴います。ウマバエの唾液にはかゆみや腫れを引き起こす成分が含まれ、吸血が途中で止まると血が外に漏れ、乾いた血痕が残ります。
ダニ
ダニは宿主の皮膚にしっかりとくっつき、血液を吸い続けます。ダニが大量に血を吸うと、取り除く際に少量の血が残り、乾燥すると血痕が見られます。動物ではダニが数週間血を吸い続けることがあり、皮膚を掻くとダニが破裂し、大量の乾いた血が付着することもあります。
その他の血吸い昆虫
シカバエ、黒ハエ、ミジンコバエ、家畜ハエ、シラミ、砂蝿なども血を吸います。これらの昆虫も吸血中に血液が外へ流れ出すと、咬傷部位に乾いた血痕が残ります。
