有毒な室内クモ
北米には約3,000種のクモがいますが、住宅内に棲むのはごくわずかです。その中でも人間に危害を加える有毒種について紹介します。
ブラウン・リクルーズ・スパイダー
ブラウン・リクルーズは、名前の通り臆病で隠れがちです。アメリカ南部や中西部の住宅で見られますが、暗く乾いた場所に潜み、夜間に活動します。噛まれたときは最初は感じにくく、免疫が低下した人にとっては命に関わることがありますが、一般的には激しい痛みを伴います。噛まれたら直ちに医療機関を受診してください。
ブラックウィドウ・スパイダー
ブラックウィドウは、交尾後に雌が雄を食べることから名付けられました。雌は光沢のある黒体に、腹部に赤い砂時計形の模様が特徴です。噛み跡は最初は無痛でも、数時間後に激しい痛みが現れ、幼児や持病のある人にとっては致命的になることがあります。雄は雌より小さく、光沢が少なく、毒性はほとんどありません。住宅内では天井の暗い隅やクローゼットなど、静かな場所に生息しています。
ホーボー・スパイダー
ホーボー・スパイダーは米国北西部(アイダホ、ワシントン、モンタナ、ワイオミング、オレゴン、ユタ、コロラドの一部)に分布し、主に地下室など湿った床下で見られます。雌雄は同じ大きさですが、雄の口器(ペルピ)は大きく、ボクシンググローブに似ています。ファンネルウェブ科に属し、円錐形の巣を作ります。刺激がなくても攻撃的になることがあり、噛まれると頭痛、吐き気、嘔吐、視界がぼやける、患部の腫れと痛みが生じますが、致命的ではありません。
