危険なクモの咬傷を見分ける方法

世界には10万種以上のクモがいますが、米国で人に危険な毒を持つのはブラックウィドウとブラウン・レクルースの2種だけです。これらの咬傷は重症になることがありますが、刺激しなければ人を噛むことはほとんどありません。非毒性のクモに噛まれた場合は、ハチに刺された程度の症状が出ることがあります。毒性クモの咬傷は、特に幼児や昆虫に対して過敏な人にとって危険です。危険な咬傷かどうかを見極め、速やかに医療機関を受診することで、重篤化を防げます。

対処手順

  1. 咬傷したクモを捕獲する:可能であれば、咬んだクモを医師や救急に持参してください。殺されたクモでも形状から種別を判別できることがあります。ブラックウィドウは体長8〜10mmで、腹部に赤い砂時計形の模様があります。ブラウン・レクルースは淡い茶色で、背中にバイオリン形の斑点があり、体長は同じく8〜10mm、脚長は約1インチです。
  2. 症状を確認する:クモを捕まえられなかった場合は、症状から判断します。ブラックウィドウの咬傷は噛んでから30分~2時間で症状が現れ、激しい背部痛、筋肉痙攣、吐き気、発汗、嘔吐、血圧上昇、落ち着きのなさ、腹部の硬直感などがあります。致死例は極めて稀です。
  3. ブラウン・レクルースの咬傷を見分ける:中心に白い水疱があり、その周囲に赤い環がいくつかできることが特徴です。初期症状はかゆみ、紅斑、チクチク感、疼痛です。12〜24時間後に発熱、悪寒、頭痛、胃腸不調が現れ、放置すると壊死や腎不全に至ることがあります。

いずれの場合も、症状が重い、または不安がある場合は速やかに医療機関を受診してください。

クモ咬傷 - 関連記事