アメリカ南東部に生息する茶色系クモの種類
ブラウン・リクルーズ(Loxosceles reclusa)
名前が示す通り、暗い隅や屋根裏、物置などの暗くて狭い場所に好んで潜むクモです。体色は淡い黄褐色から濃い茶色まで幅がありますが、背中に特徴的なバイオリン形の模様があります。成体の脚長は約1.5インチ(約3.8cm)です。攻撃的ではなく、触れられたり驚かされたときにのみ噛みます。靴の中やベッドで踏んだときに噛まれることが多く、放置すると壊死を引き起こすことがあります。疑わしい咬傷は速やかに医療機関を受診してください。
ブラウン・ウィドウ(Latrodectus geometricus)
米国で確認されている五種のシロテントウムシの一つで、主にフロリダ州に分布しますが、車の下部からの輸送で他の南東部州にも広がっています。体色は淡い黄褐色からほぼ黒まで様々ですが、腹部に黒い砂時計形の斑点があるのが目印です。毒を持つのは雌だけで、脅かされたり手に取られたときにのみ噛みます。卵嚢は球形で小さな棘が付いているのが特徴です。
ウルフスパイダー(科 Lycosidae)
サイズは0.5インチから1インチ程度の種があり、特に寒い季節に家屋内で見かけられます。糸を張らずに獲物を追い回すハンタータイプで、見かけるとすぐにウルフスパイダーと判別できます。背中に「ユニオンジャック」模様と呼ばれる独特の斑紋があることが多いです。毒は人に致命的ではありませんが、噛まれると痛みがあります。
オーブウィーバー(科 Araneidae)
丸い腹と細長い脚が特徴的なクモで、庭や家の中でよく見られます。色は明るいものから濃い茶色まで様々ですが、すべてが巧みな巣作りの名手です。人に害はありませんが、蚊やハエなどの害虫を大量に捕食するため、実質的に有益な住人とされています。
