ブラックウィドウクモの特徴と対策
ブラックウィドウクモは、その危険性から恐れられてきました。1933年に医師が自ら毒を試した結果、激しい痛みが科学界にその危険性を証明しました。
識別方法
- 成体のメスは光沢のある黒い体に丸みを帯びた腹部があり、腹部の裏側に赤い砂時計形の模様があります。若齢の個体は同様の形状ですが、模様は白または黄色です。オスはオレンジや黄色で、体長はメスの約半分で、毒は弱いです。偽ブラックウィドウ(Steatoda属)は似た形状ですが、特徴的な模様がありません。
種類
- 北米では南部種、北部種、西部種の3種に分かれます。北部種は砂時計模様が左右に分かれ、南部種は後端が丸く、西部種は三角形に近い対称的な形です。全世界で30種以上がLatrodectus属に属します。
毒の影響
- 噛まれた直後は痛みを感じないことがありますが、数分で周囲が赤くなり、数時間で全身に激しい筋肉痙攣が広がります。腹部の硬直、顔面の歪み、発汗、嘔吐、呼吸困難などの症状が現れます。
予防と対処法
- 暗くて保護された場所(クローゼット、屋根裏、木くずなど)に潜むため、そこを乱す際は注意が必要です。黒いクモの巣は紙が燃えるようなパチパチ音がします。噛まれた場合は石鹸と水で洗い、氷で腫れを抑え、患部を高く保ちます。できるだけ落ち着き、医療機関で筋弛緩薬や鎮痛剤の投与を受けてください。
誤解と真実
- 致死率は1%未満で、致死は稀です。攻撃的な種ではなく、追い詰められたときや卵嚢を守るときにしか噛みません。
注意事項
- 子供や高齢者、持病のある人は特に危険です。噛まれたら速やかに医療機関へ。
