ホーボークモに噛まれた際の症状
ホーボークモとは
ホーボークモは欧州原産の外来クモで、1920年代に貨物に混入して北米西北部へ持ち込まれました。体色は茶色で特筆すべき模様はありませんが、噛むと危険な症状を引き起こすことがあります。
乾いた噛み跡(症状が出ない場合)
- 噛まれた人の約半数は何も症状が出ません。これはクモが毒を注入しなかった「乾いた噛み」だからです。
初期症状
- 毒が注入されると、噛まれた部位は15分以内に麻痺し、舌など他の部位でも感覚が鈍くなることがあります。赤みが出て、18時間以内に腫れと硬さが現れます。
水疱形成
- 24時間経過すると、傷口の中央に水疱ができます。この期間に激しい頭痛や視覚・聴覚の幻覚を伴うことがあります。
重篤な症状
- 2日目に水疱が破れ、液体が滲み出し、約3週間でかさぶたになります。重症例では2〜3日で傷部が黒く変色し、10日後には組織が腐敗して外科的処置が必要になることがあります。
傷跡
- 最終的に瘢痕が残ります。完全に治癒するまでに2〜3年かかることもあります。
