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側頭葉腫瘍

米国国立がん研究所によると、毎年3万5千人以上が脳腫瘍と診断されています。側頭葉腫瘍はすべてが悪性ではありませんが、脳組織を損傷し、重篤な症状を引き起こす可能性があります。適切な診断と治療がなければ、永久的な脳障害や死亡に至ることもあります。

側頭葉

大脳半球は前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉の4つに分かれます。側頭葉は音声や言葉の理解、感情、記憶、時間感覚、深さの認識などに関与しています。

良性腫瘍

良性側頭葉腫瘍は癌細胞を含まず、手術で除去できることが多く、再発のリスクも低いです。境界がはっきりしており、周囲の正常組織に浸潤しません。しかし、腫瘍が大きくなると脳組織を圧迫し、腫脹やけいれんを引き起こすことがあります。

悪性腫瘍

悪性側頭葉腫瘍は癌細胞を含み、急速に増殖し、隣接する健康な脳細胞に侵入します。血流やリンパ系を介して脳内他部位や他臓器へ転移することもあり、積極的な治療が必要です。

症状

症状は腫瘍の大きさと位置により異なります。代表的なものは発作、四肢のしびれ、視覚・聴覚障害です。朝方の頭痛、吐き気、嘔吐、言語障害、バランス感覚や歩行障害、記憶障害、気分や性格の変化、集中力低下なども報告されています。

診断

診断には身体・神経学的検査に加え、X線、CT、MRIといった画像診断が行われます。必要に応じて生検で腫瘍組織を採取し、顕微鏡で悪性度や位置を確認します。

治療

治療方針は腫瘍の悪性度と一次性かどうかで決まります。手術、化学療法、放射線療法が主な選択肢で、複数を組み合わせることもあります。良性腫瘍の場合は手術だけで済むことが多く、化学療法や放射線は必要ありません。医師と治療計画を十分に話し合い、副作用への備えも重要です。

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