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脳腫瘍とビタミンの関係

はじめに

米国上院議員エドワード・ケネディ氏、コラムニストのロバート・ノヴァック氏、料理本作家のシーラ・ルキンズ氏らが脳腫瘍で亡くなっています。悪性脳腫瘍は男女ともに発生しますが、男性の方がやや多く、10万人あたり約4.5件と報告されています。発症はどの年齢でも起こり得ますが、特に2〜12歳と40〜60歳の間に多く見られます。

脳腫瘍とは

脳腫瘍は初期症状が曖昧で見落とされやすく、診断が遅れることがしばしばあります。中枢神経系が侵されると組織が破壊され、思考や運動機能に影響を及ぼします。リスク因子はいくつか知られていますが、確定的な原因はまだ解明されていません。標準的な治療法は手術、放射線療法、化学療法です。

ビタミンと脳腫瘍の研究

近年、ビタミンが脳腫瘍の予防や補助的治療に有効かどうかが検討されています。以下に主要なビタミンとその可能性をまとめます。

ビタミンC

ペンシルベニア大学の研究によると、ビタミンCは脳腫瘍の予防に役立つ可能性があります。幼少期の脳腫瘍は母親の食生活と関連しているとされ、ビタミンCを豊富に含む果物や野菜、ジュースを1日2〜3食摂取した母親は、子どもが幼少期に脳腫瘍を発症するリスクが低いと報告されています。

ビタミンD

がん細胞の増殖に関わる酵素「キナーゼ」を抑制する酵素「ホスファターゼ」を活性化するのにビタミンDが関与すると考えられています。ビタミンDはホッケ、イワシ、サーモン、卵などの食品に多く含まれます。

ナイアシン(ビタミンB3)

ナイアシンはがん促進遺伝子のシグナル伝達を抑える可能性があり、がん細胞がDNA合成に必要とするアミノ酸グリシンの枯渇を助けます。鶏胸肉、ツナ、仔牛肉、強化されたパンやシリアルに豊富です。

コリン

コリンはビタミンB群の一種で、脳腫瘍患者の栄養状態改善に寄与すると報告されています。ナイアシンの代謝を助け、がん治療による疲労感の軽減にも役立ちます。

パントテン酸(ビタミンB5)

パントテン酸は体重増加と腫瘍の増殖抑制に利用されてきました。全粒穀物、キノコ、サーモン、ピーナッツに多く含まれます。

まとめ

ビタミンは脳腫瘍の予防や治療の補助として期待されていますが、現時点では確固たるエビデンスは不足しています。医師と相談しながら、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

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