乳がんはどの部位に転移するのか?
乳がんの転移先
乳がんは、がん細胞がリンパ系や血流を通じて体の別の部位へ移動することで転移します。転移は進行した段階であり、治療と経過観察が重要です。
1. リンパ節
主に腋窩(わきの下)や鎖骨上、乳房周囲のリンパ節へ転移します。リンパ節は免疫系の一部で、がん細胞の通り道となります。
2. 骨
脊椎、肋骨、骨盤、そして大腿骨や上腕骨などの長骨に転移しやすく、痛みや筋力低下、骨折を引き起こします。
3. 肺
血流を介して肺へ転移し、息切れ、胸痛、咳などの呼吸器症状が現れます。
4. 肝臓
肝機能が障害され、黄疸、倦怠感、腹痛などの症状が出ます。
5. 脳
まれに脳へ転移し、頭痛、けいれん、視覚障害、神経機能障害などがみられます。
6. その他の臓器
皮膚、卵巣、副腎、対側の乳房などにも転移することがあります。
転移性乳がんの治療は、化学療法、放射線療法、標的療法、ホルモン療法、外科手術などを組み合わせ、がんの種類や進行度に応じて選択します。
