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LDRブラキセラピーの副作用

LDR(低線量率)ブラキセラピーは、がん治療の一つで、米粒大ほどの放射性シードを腫瘍部位に埋め込む「シードインプラント」とも呼ばれます。シードは腫瘍近くで放射線を放出し、周囲の正常組織への影響を最小限に抑えます。効果は高いものの、以下のような副作用が報告されています。

尿路機能障害

前立腺がんの局所治療で最も頻繁に用いられるLDRブラキセラピーでは、排尿困難や尿失禁が起こることがあります。トロントのプリンセス・マージャリー病院の研究(2008年11月12日『The Journal of Urology』)によると、1999〜2005年に観察された484人のうち1〜2%がこの症状を経験しました。多くは治療後6か月以内に現れ、時間経過とともに改善する傾向があります。

骨盤領域の合併症

早期子宮頸がんの治療にもLDRブラキセラピーが使われますが、膀胱、膣、小腸、末梢神経などに合併症が起きることがあります。フランスの研究(2009年、39人の女性を対象)では13人が何らかの合併症を報告し、特に膀胱に関する問題が多く見られました。とはいえ、骨盤・腹部の治療失敗率は低く、2年・4年生存率はそれぞれ94%、91%と高い結果が得られています。

勃起機能障害

前立腺がん治療全般で勃起障害のリスクはありますが、LDRブラキセラピー後の勃起障害は比較的少ないとされています。特に60歳未満で治療前に性活動が活発だった男性では、10〜30%が勃起障害を経験するのに対し、他の治療法では30〜60%の男性が同様の問題を抱えます(Prostate Brachytherapy Advisory Group)。

身体的接触の制限

シードは埋込後に放射線を放出し続けるため、治療後2か月間は小児や妊婦との密接・長時間の接触を避ける必要があります。また、性行為は数週間は控えることが推奨されます。

その他の影響

治療後数か月間は、精液や尿に微量の血液が混じることがありますが、通常は自然に消失します。

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