ベルケード(Velcade)の副作用とは?
一般的な副作用
多くは軽度で、治療開始後最初の2サイクルで最も頻繁に報告されるのは疲労感です。その他、全身の倦怠感、発熱、頭痛、めまい、不眠、脱水、緊張感、背部痛、腹痛、寒戦などがみられます。
神経系の副作用
末梢神経障害(しびれやチクチク感)をはじめ、神経痛、めまい、頭痛、運動失調、麻痺などが報告されています。重篤例として、昏睡、痙攣、脳卒中、脊髄圧迫、脳内出血などがあります。治療中止により多くは改善します。
消化器系の副作用
軽度のものは下痢、悪心・嘔吐、腹痛、便秘、食欲不振です。約13%の患者で出血、腸閉塞、穿孔、腹膜炎、膵炎といった重篤な消化器障害が起きています。
心血管・呼吸器系の副作用
高血圧、低血圧、心筋梗塞、血栓塞栓、狭心症、房室ブロックなどの重篤な心血管障害が報告されています。また、約4分の1の患者が呼吸困難や咳を経験し、上気道感染、肺炎、気管支炎、閉塞性気道疾患、呼吸窮迫症候群、呼吸不全といった重篤な呼吸器障害も報告されています。
その他の副作用
関節痛、血小板減少、味覚異常、視力低下、構音障害、聴覚障害、めまい、皮疹が報告されています。約35%の患者で精神症状(食欲不振、混乱、気分変動、自殺念慮)もみられ、尿路感染のリスクもあります。
