代替がん治療の評価方法
代替がん治療の評価方法
代替がん治療は広く利用されています。米国国立がん研究所 (www.cancer.gov) によると、2000 年に『Journal of Clinical Oncology』に掲載された研究では、453 人のがん患者のうち 69% が少なくとも1つの代替治療を受けたことが報告されています。代替治療への需要が高まるにつれ、選択肢も増えていますが、その効果を正しく評価することが重要です。
評価のステップ
- ベストケースシリーズプログラムの有無を確認
www.cancer.gov で、検討中の代替治療がベストケースシリーズプログラム(National Cancer Institute が開発した厳格な評価プログラム)に登録されているか確認してください。
- 「3つのD」アプローチで情報を検証
メイヨークリニックが推奨するこのアプローチでは、Date(日付):情報の最新性を確認、Documentation(文献):情報源が広告か専門的なものかを判断、Double‑check(再確認):複数の信頼できる情報源で裏付ける、の3点をチェックします。
- 代替医療提供者の選び方
米国国立補完代替医療センターは、以下の点を推奨しています。
・主治医に紹介を依頼する
・自治体の保健所で認定状況を確認する
・「特定疾患に専門性があるか」など具体的な質問を行う - 参考書籍の購入
デビッド・ヘス博士(文化・医療人類学者、Rensselaer Polytechnic Institute 教授)の『Evaluating Alternative Cancer Therapies』は、代替がん治療の現場・研究者・患者団体・ジャーナリストから得られた評価情報を網羅しています。特定の治療法を推奨するものではなく、評価の手法を学ぶのに適した一冊です。
