子宮頸がんは触れると痛みますか?

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、女性の子宮の下部(子宮頸部)に異常な細胞が増殖してできる腫瘍です。主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)で、免疫システムがウイルスを抑制できないとがん化します。初期は症状がほとんどありませんが、がん細胞が周囲組織に広がると骨盤痛や性交時の痛み、足や背中の痛みが現れることがあります。

骨盤・子宮頸部の痛み

がんが原因の痛みと似た症状は、膣炎、子宮頸部嚢胞、子宮頸炎などでも起こります。これらは通常、異常な分泌物を伴います。パップスメアやコルポスコピーで正確な診断が可能です。症状がなくても定期的な検査が推奨されます。

膣炎(ヴァジナイト)

かゆみ、刺激感、痛み、灼熱感などの不快感が主な症状です。悪臭を伴う分泌物があることもあります。多くは細菌感染が原因で、抗生物質で治療します。酵母感染やトリコモナス感染も膣炎の原因です。

子宮頸部嚢胞(ナボシアン嚢胞)

子宮頸部にできる非癌性の嚢胞で、粘液が閉じ込められて形成されます。通常は無症状で痛みもありませんが、サイズが大きくなると不快感や痛みを生じることがあります。出血や異常分泌物がある場合は、生検でがんの有無を確認します。

子宮頸炎

子宮頸部の炎症で、性交時痛、骨盤の圧迫感や重さ、異常な分泌物・出血がみられます。多くは性感染症が原因ですが、避妊具に対するアレルギー反応が原因になることもあります。

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