|  | 健康と病気 >  | がん | 化学療法

化学療法におけるAUC(曲線下面積)とは何か?

AUC(曲線下面積)とは

化学療法はがん細胞を死滅させることを目的としていますが、血中濃度が高くなると正常な健康細胞にもダメージを与える可能性があります。そのため、薬剤の血中濃度を適切にモニタリングすることが重要です。AUC(Area Under the Curve)は、血中濃度と時間の関係を示すグラフの下側の面積を測定する数学的手法です。

Calvert式

Calvert式は、患者ごとに最適な化学療法薬の投与量を算出するために広く用いられます。式は"投与量 = 目標AUC × 患者の糸球体濾過率(GFR)"で表され、GFRは体内から薬剤がどれだけ速く排除されるかを示す指標です。

臨床での使用例

Calvert式は5‑フルオロウラシルやカルボプラチンなどの投与量決定に利用されます。AUCは、一定時間内に患者が薬剤にどれだけ曝露されたかを迅速に評価できる指標で、適正な範囲に保つことで化学療法の重篤な副作用を抑えることができます。

化学療法 - 関連記事