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ナベルバイン(ビノレルビン)の主な副作用と対策

ビノレルビン(商品名:ナベルバイン)は、植物アルカロイド系の化学療法薬で、がん細胞の分裂を阻止し増殖を抑える働きがあります。乳がんや非小細胞肺がんの治療に用いられますが、使用に伴いさまざまな副作用が報告されています。

血液・肝臓系の副作用

  • 白血球減少(顆粒球減少症)は最大92%の患者で認められ、感染リスクが高まります。血栓や肺塞栓、血小板減少も報告されています。肝機能障害として、血中SGOT(AST)上昇やビリルビン増加が見られます。

消化器・皮膚系の副作用

  • 吐き気(44%)、便秘(35%)、嘔吐(20%)、下痢(17%)が頻繁に起こります。嚥下困難や粘膜炎、脱毛(12%)や発疹(5%未満)も報告されています。皮膚のかゆみや水疱、蕁麻疹が出た場合は速やかに医師へ相談してください。

心血管・呼吸器系の副作用

  • 軽度の胸痛や紅潮に加え、血栓、心筋梗塞、浮腫、高血圧・低血圧、血管拡張、頻脈が重篤なケースとして報告されています。呼吸困難は7%、肺水腫や肺炎、息切れも見られます。

その他の副作用

  • 頭痛、筋・関節痛、顎の痛み、全身性のアレルギー反応が起こることがあります。膀胱炎は1%未満ですが、出血や排尿痛を伴う重篤な泌尿器症状につながることがあります。稀に抗利尿ホルモン不適合症候群(SIADH)も報告されています。

全身・局所の副作用

  • 全身倦怠感(36%)や疲労感(27%)が多く、背部・腹部の痛み、腫瘍部位の痛みも報告されています。注射部位のかゆみや疼痛、局所反応が起こります。用量が増えると疲労感はさらに強くなる傾向があります。

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