FOLFOX補助化学療法の概要
化学療法(薬物療法)はがん細胞を破壊するために広く用いられます。手術など他の治療の後に行う化学療法は「補助化学療法」と呼ばれます。FOLFOXは大腸がんなどの腸管がんに対する代表的な補助療法です。
成分
- FOLFOXは以下の3剤の併用です。
- ロイコボリンカルシウム(葉酸誘導体、通称FOL)
- フルオロウラシル(5-FU)
- オキサリプラチン(FOX)
- フルオロウラシルとオキサリプラチンはがん細胞の増殖と転移を抑制し、ロイコボリンはこれらの効果を高めるとともに葉酸欠乏を補います。
治療サイクル
- 1日目:ロイコボリンとオキサリプラチンを静脈点滴で2時間投与し、続いてフルオロウラシルを22時間点滴します。
- 2日目:ロイコボリンを2時間点滴し、続いてフルオロウラシルを2時間点滴します。
- 3日目から14日目:治療は行われません。
- このサイクルはがんのステージや患者の状態に応じて最大12回繰り返されます。
副作用
- 最も一般的な副作用は疲労感です。
- その他、悪心や感染症リスクの増大が報告されています。
