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化学療法の長期的副作用とは

化学療法はさまざまながん治療で最も一般的に用いられる方法です。副作用の多くは一時的で、治療が終了すれば改善しますが、治療後も数か月から数年にわたって続く身体の変化が起こることがあります。

免疫力低下

強力な化学療法は免疫系に影響を与え、治療後も風邪やウイルス・細菌感染にかかりやすくなります。免疫が回復するまで数か月かかることがありますので、感染予防に十分な注意が必要です。

不妊リスク

使用する薬剤や年齢などにより、化学療法は一時的または永続的な不妊を引き起こすことがあります。治療前に医師と相談し、精子バンクへの保存などの対策を検討してください。

臓器障害

長期的な化学療法は心臓や腎臓などの臓器にダメージを与えることがあります。特にアントラサイクリン系(ダウノルビシン、ドキソルビシン)は心臓毒性が知られています。治療後も定期的な検診を受けることが重要です。

神経系障害

中枢神経や末梢神経が影響を受け、首のこり、頭痛、視覚障害、嗅覚過敏、耳鳴り、手足のしびれや感覚低下などが数年後にも続くことがあります。

記憶障害(「シモブレイン」)

化学療法は記憶力や集中力の低下、理解力の障害を引き起こすことがあります。これは「シモブレイン」や「シモフォグ」と呼ばれ、がん細胞の影響や麻酔・ホルモン療法、対症薬が関与すると考えられています。

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