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髄腔内化学療法とは?

髄腔内化学療法の概要

髄腔内化学療法は、がん治療の一つで、化学療法薬を直接脳脊髄液(CSF)に注入する方法です。CSFは脳と脊髄を包む液体で、ここに薬剤を投与することで、中枢神経系(CNS)に転移したがん細胞に直接作用させます。主に白血病、リンパ腫、髄芽腫など、CNSへ転移したがんの治療に用いられます。

投与方法

投与は腰椎穿刺(ルンバールパンクチュア)を通じて行います。患者は背中下部に針を刺し、脳脊髄液を採取した後、化学療法薬を同じルートで注入します。薬剤はCSFを循環し、脳と脊髄全体に広がります。

効果と目的

髄腔内化学療法は、CNS内のがん細胞を直接殺すことができるため、全身的な化学療法だけでは届きにくい部位への治療に非常に有効です。多くの場合、放射線療法や全身化学療法と併用し、がん細胞の根絶と再発予防を目指します。

副作用と注意点

効果は高いものの、吐き気、嘔吐、脱毛、痙攣(けいれん)などの副作用が起こることがあります。これらは通常、治療期間中または治療後に一時的に現れ、時間とともに軽減します。ただし、重篤な神経障害や感染症リスクもあるため、投与前後の厳格な管理が必要です。

まとめ

髄腔内化学療法は、CNSに浸潤したがんに対する重要な治療オプションです。適切な患者選択と他の治療法との組み合わせにより、治療効果を最大化しながら副作用を最小限に抑えることが可能です。

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