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結腸癌について

結腸癌(大腸癌)は、大腸、盲腸、直腸に悪性腫瘍ができる疾患です。米国では癌死亡原因第2位で、毎年10万人以上が診断され、主に50歳以上の男女に多く見られます。罹患リスクは約7%で、予後は病期により大きく異なります。

特徴と症状

結腸癌の主な特徴は、大腸内にできる癌性ポリープです。これらは当初、良性の腺腫性ポリープとして形成されますが、時間とともに悪性化し、腸壁を貫通して周囲組織へ広がります。主な初期症状は内出血、体重減少、倦怠感です。進行すると、便通の変化(下痢や便秘)、血便、タール状便、排便時の疼痛などが現れます。

診断

結腸癌の確定診断は大腸内視鏡検査(コロノスコピー)で行います。内視鏡を肛門から挿入し、大腸全体を観察しながらポリープを切除・生検します。血液検査で腫瘍マーカーの上昇を調べることや、X線・CT検査で腫瘍の有無を確認することもありますが、内視鏡が最も有用です。

治療

早期の癌は内視鏡的切除で対応可能です。進行例では、癌がある部位の大腸を外科的に切除し、残存部を再建します。手術時に近傍のリンパ節も除去します。術後、腫瘍が腸壁を超えている場合は化学療法や放射線療法を併用し、再発や転移を防ぎます。

生存率

癌が大腸の表層に留まり転移が認められない場合、5年生存率は80%以上と高いです。一方、他臓器へ転移した場合は5年生存率は10%未満に低下します。

リスク要因

遺伝的要因と食生活が大きく関与します。家族に結腸癌患者がいるとリスクは約3倍に上がります。また、高脂肪食は発がん性物質の生成を促進し、リスクを高めます。逆に、野菜や食物繊維が豊富な食事はリスク低減に寄与します。

予防

早期発見が予防の鍵です。医師は40歳からの年1回の直腸診や、50歳からの3〜5年ごとの大腸内視鏡検査を推奨しています。高リスク群はより早い段階で検査を開始することが望まれます。

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